これはまさしくタイトル詐欺。

ギラプールの宇宙儀 (4)
アーティファクト
各プレイヤーは、自分の各ターンに追加の土地を1つプレイしてもよい。
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーの手札にカードが無い場合、そのプレイヤーはカードを3枚引く。

前回は1つ目の能力を見ていったので、今回は2つ目の能力を見ようと思う。

簡潔に書くと「3枚多く引ける」という能力だ。
面倒に書くと「自分のアップキープの誘発時に手札がないと誘発し、解決時に手札がないと3枚引ける」という能力だ。
どうみても、この子のメイン能力はこちらだ。

元が4マナということは、近年のドローから見れば1回引ければ元が取れ、2回でも引ければ十二分に仕事をしたと言って良いはず。
そういう意味では、相手に利用されそうになったら自ら割ってしまうのも一つの手であるが、二人してドロー加速して戦うのも相当に楽しいので「それをすてるなんてとんでもない」ですけどね。

問題は引くためのハードルが地味に高いことである。
積極的に手札を減らしていかなければならないのに、誘発させるまで守りきらないとかなり不利な状況になる。
今の環境なら《豊潤の声、シャライ》から次ターンに置くことでかなり楽に守れそう。代わりに《発明の領事、パディーム》おばあちゃんでも良い。
《豊潤の声、シャライ》の起動型能力的にマナを伸ばすのはマッチするし、こっちのがいいのかも?

白を使わない構成だと、ノーガード戦法で引けたらラッキーに考えるか、相手が割りづらくなる環境を構成するかだろう。
割りづらい環境とは、
・明らかに除去を優先しなきゃいけない他の置物(クリーチャー含む)がある
・土地破壊して割るためマナを捻出させない
・明らかにカウンターを構えている
などなど。
土地破壊はこの子自身が相手に塩を送り続けるために少し微妙感があるような、ないような。

なんだかんだ紹介しておいて(この時期になっても)なかなか良いネタが思い浮かばない。
引くことをトリガーにしているから《心理腐食》でゴリゴリ削るデッキとか考えてみようかな。

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