うだうだとアホな長文を書いていますが、結論だけ見たい人は記事の最後まで読み飛ばそう。



考えて見よう、コイツがどんな構築物なのかを。

通常のデッキ構築であれば、土地割合は40%程度、2:3で土地と呪文があるので、めくった3枚は(雑な計算で)
全部土地→ 8/125
1枚呪文 →36/125
2枚呪文 →54/125
全部呪文→27/125
の確率のはずだ、大体。呪文を多く唱えていれば、上の方の確率が上がるし、マナフラッドしていれば下の方の確率が上がるが誤差だ。


そこで少し実践的に計算をしてみる。毎ターン呪文を唱えつつ、普通に6マナまで溜めたとすると、先手だと初期手札 7枚 + ドロー 5枚でちょうど使い切る算段だ。
この時、デッキ内は土地18枚、呪文30枚、計48枚。
3枚めくった時の確率は
全部土地→ 約4.7%
1枚呪文 → 約26.5%
2枚呪文 → 約45.3%
全部呪文→ 約23.5%
である(ちなみに学生時に数学は得意であったが、確率分野はミジンコにも劣る能力だった)。
恐ろしいことに95%以上は確実に1点以上はダメージを稼がれる計算。しかも大体4回に1回は全部呪文で5-6点は稼がれてしまう。


ここで少し考えてみよう。この3枚を引かれた時に与えられるダメージの計算だ。
基本的に、現在の火力は「実際に与えるダメージ≧マナ・コスト」である。火力呪文を引かれてしまうのは論外である。
クリーチャーに関しては、6/6先制攻撃が戦場に居座っている状態では除去が間に合わない可能性が高く、《ゴブリンの闇住まい》なんて引かれようものなら目も当てられない。
それ以外だと、《炎呼び、チャンドラ》など落とした方が良い物の方が圧倒的に多い。一時的にもらうダメージは増えるが。


要するに、この構築物は6マナ6/6 先制攻撃のCIPで5-6点火力のクリーチャー。見た目ほどのインパクトはなさそう。
コイツをつかうなら、《騒乱の歓楽者》の方が融通が効く可能性まである。同時に入れるのもアリか。

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