0.はじめに

自分はSpike/Tunersではなく、典型的なJohnnyである。
なので、長々と書いているがレシピだけ見たければ最下段まで飛ばすのが良い。
GP京都で中国人チームの人に指さされて「あれはJohnnyだ(Johnnyだけ聞き取れた)」みたいなこと言われるくらいには。
それはそれでどうかと思うが。


1.概要

ジオン軍 さんのネタ《歯車組立工》と《パワーストンの破片》(欠片じゃないのか)を使った無限マナ・無限トークン戦術をレシピに起こしてみる。

まずは基本性能から。
Cogwork Assembler / 歯車組立工 (3)
アーティファクト クリーチャー — 組立作業員(Assembly-Worker)
(7):アーティファクト1つを対象とし、それのコピーであるトークンを1つ生成する。そのトークンは速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。

2/3

あ、こいつ3マナだったんだ・・・。5マナだと思ってた。

Powerstone Shard / パワーストーンの破片 (3)
アーティファクト
(T):あなたがコントロールしていて《パワーストーンの破片/Powerstone Shard》という名前のアーティファクト1つにつき(◇)を加える。

自分がたくさん《パワーストンの破片》をコントロールしていればその分マナが出てくる。


このコンボは、
・《歯車組立工》+《パワーストンの破片》+《蜃気楼の鏡》*2+7マナ
・《歯車組立工》+《パワーストンの破片》*2+《蜃気楼の鏡》+5マナ
・《歯車組立工》+《パワーストンの破片》*3+3マナ
・《歯車組立工》+《パワストーンの破片》*4以上
で成り立つ。
そしてこのコンボの問題は(コピーでも何でも良いので)《パワーストンの破片》が最低でも3枚欲しいことである。
同じカードを3枚集めるのは中々に厳しい。
とはいえ、《パワーストンの破片》も《歯車組立工》も(《蜃気楼の鏡》も)3マナなので《戦利品の魔道士》はベストサーチカードであることは確定的に明らか。《光り物集めの鶴》もいるしね。
青が入ることには異論はないだろう。


2.デッキカラーの選定

2.1 パーツから見た色の選定
自分の考えうる最速は、緑青で5T目開始である。
《植物の聖域》→《ラノワールのエルフ》→《島》→《パワーストーンの破片》→《島》→《機械化製法》→《島》→《歯車組立工》→次ターンに無限。
先手スタートと考えても初手には《植物の聖域》と《ラノワールのエルフ》が必須であり、3枚引けるとは言え土地以外にさらに3枚のパーツが必要になる。
どちらにせよ、相手が壁とかまな板とかドラム缶とかサンドバッグでない限りは何らかの妨害はあるのでここまで上手く行くことないだろう。

ということで、緑青も候補として他に相方になりそうな色を探しに行く。


割るばっかりで特に何も・・・。
あると言えばあるが《復元》のような善後策なのでナシ。


《秘密の回収》により、1枚目が割られることで確定で3枚を手札に持ってこられる。
同じ5マナ域に《最後の別れ》があるため、《秘密の回収》をサーチ+《パワーストンの破片》を墓地にという動きも可能である。
ただし、重い。超重い。
除去が多めに取れることから、除去コントロール寄りにはできるか?


《サヒーリ・ライ》で一時的にコピーが出せる。
《宝物庫襲撃》を裏返せば《パワーストンの破片》2枚でもコンボ開始できる。
除去もそれなりにある。
黒とは少し違ったコントロールでいける?

青単色
単色の場合、守ることを前提として《機械化製法》が本命になる。でも《機械化製法》だったら無限狙わずにトークン増やして勝利条件のほうが緩い。
問題は戦場に出てしまったクリーチャーが触りづらいこと。カウンターでどうにかしたいが、こちらも動きたいことを考えると完全な単色よりタッチの方に軍配が上がりそう。

個人的にはコンボを長大にしていくのが大好きだから、
《苦しめる声》or《安堵の再会》→《歯車組立工》→《艦の魔道士、ラフ・キャパシェン》→《秘密の回収》→《パワーストーンの破片》
みたいな無駄な手順を踏みたくなる。デッキの中にコンボパーツしかなければ確実にコンボパーツ引けるじゃん?

2.2 メタから見た色の選定
メタとか知らねーよ、ハゲ!
コンボデッキである以上、天敵はカウンターを含むコントロールデッキ。こいつと戦えるようにするくらいだったら、ビートダウン対策に振り切った除去コントロールの方が良さそうである。

となると、相方は黒または赤になるだろうか。
・黒は単体除去+サーチ。
・赤は単体除去+全体除去。
どっちもどっち感がやばい。

2.3 結局、相方の色
ドローが取りにくいことを考えると、黒で《アルゲールの断血》でも突っ込んだ方が強いだろうか。
《ヤヘンニの巧技》で軽いのを流しつつ《パワーストーンの破片》を置けるメリットもある。
一方、赤では《焼けつく双陽》で1T早く流せるし、サイクリングがあるから無駄牌になりづらい。
《サヒーリ・ライ》も挿れれば占術とコピーでかなり役に立つだろう。

これはどっちもどっちだ、両方レシピを書いた方が早い。


3.レシピ

ここまで来て面倒になったので両方レシピを起こそうと思う。
まずは青黒
クリーチャー:10
4:《戦利品の魔道士》
3:《光り物集めの鶴》
3:《歯車組立工》

呪文:26
3:《致命的な一押し》
2:《アルゲールの断血》
3:《不純な捧げ物》
4:《パワーストーンの破片》
3:《蜃気楼の鏡》
2:《発明品の唸り》
2:《ヴラスカの侮辱》
3:《ヤヘンニの巧技》
3:《最後の別れ》
1:《秘密の回収》

土地:24

《アルゲールの断血》で失ったライフの回収手段がないがどうしよう・・・。
ちなみに、ビートダウン以外に当たるとゴミクソみたいなデッキになる。


そして青赤
クリーチャー:11
4:《光り物集めの鶴》
4:《戦利品の魔道士》
3:《歯車組立工》

呪文:25
3:《マグマのしぶき》
2:《本質の散乱》
4:《パワーストーンの破片》
3:《蜃気楼の鏡》
2:《発明品の唸り》
4:《焼けつく双陽》
3:《サヒーリ・ライ》
2:《アンティキティー戦争》
2:《呪文詐欺》

土地:24

《サヒーリ・ライ》の奥義からコンボパーツ全部引っ張ってこれるのかー。
そう考えると、挿れ得感がパない。


4.総評
青赤の方が使ってて楽しそう、というか手に馴染みそう。

コメント

風見
2018年5月29日11:42

フォグと除去で耐えながらマナ加速して
ミラーリ予想の1と2でそれらを使いまわし
3のコピーモードでX10くらいのカマールのドルイド的誓約をぶっ放してパーツを一気に出すのが早そう。

風見
2018年5月29日11:43

ってあれ、伝説の生ものしかでなかった・・・あかんやん。

alchestis
2018年5月29日12:21

>風見 さん
伝説ソーサリーのおかげで、伝説クリーチャーかPWをコントロールしていないといけないのも面倒なんですよね・・・。
《上古族の再誕》でPW大量リアニメイトデッキとか組んでみたいですけどね。

migiT
2018年5月31日12:32

青黒はヤヘうまで自軍生物全部死ねるサイズなので
生物枠を削って雑に強い艱苦やテゼレット、カーンでいいのでは?
つまんないっすかね…。

あとはパワーストーンと相性のいいコロサス、
ジョニー的にはさらに《病的な好奇心》とかつっこむのがクレイジーです(・ω・)

alchestis
2018年6月1日9:18

>migiT さん
《歯車組立工》を出さなければ、他は用済みなので流れてしまっても良い・・・はず?
《病的な好奇心》良いですね、これ。ネタとしては全然違いますが《黄金の守護者》を潰しつつ、トークンばらまきたい。

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